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ESP32/ESP8266を使ってTouchDesignerからLEDバーを操作する
Ali Expressで入手可能なLEDバーをTouchDesignerから光らせる.LEDバーへの電気信号のやり取りにはESP8266を使用し,データの転送にはWi-Fiを介してArtNetの通信を行った. 必要なもの LEDバー本体 直流電源,±15 V ESP8266 抵抗 330Ω LEDバー・電源・ESP8266の配線 LEDバーの配線を剥くと+15 V(赤),-15 V(白)と指令値(黄色)の配線にたどり着く. まず,+15 Vと-15 Vを直流電源の出力に接続すると緑色のライトがつく. ここから光を制御するために,指令値にESP8266デジタル出力を抵抗を挟んで繋げる. ESP8266には上記の指令値以外に,直流電源とアースをつなげておく必要があ... Read More
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CTスキャンデータをTouchDesingerで描画する
CTスキャンデータはdcmという拡張子であらわされており,病院でCTやMRIのスキャンを行った際に受け取るDVDを開けるとこのデータが保存されています. dicomデータはpydicomというpythonパッケージで読み込むことで3次元のndarrayとして利用することができます.このデータをTouchDesigner上でTOPに変換することによってCTスキャンデータなどの医療用データの可視化が可能です. この記事では,pydicomを用いて読み込んだCTスキャンのデータをTouchDesigner上で描画します. 環境構築 pydicomのインストール anaconda環境でpycicomをインストールするためには,以下のコマンドを実行します. conda install -... Read More
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TidalCyclesをUbuntuにインストールする
動作時の環境 Ubuntu 22.04 インストール TidalCyclesのUbuntuへのインストールでも、WindowsやMacと同様にブートストラップでのインストールが可能。 ここでは、公式の記事に記載されているAnsible methodに従ってインストールする。 以下のコマンドをターミナルで実行する。 sudo apt install ansible git git clone --recurse-submodules https://github.com/cleary/ansible-tidalcycles.git cd ansible-tidalcycles/ 使用したいエディタに合わせてインストールのコマンドを実行する。 VSCodeを使用したい... Read More
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UbuntuにインストールしたTidalCyclesのオーディオ出力先を変更する
この記事は執筆中です。 動作時の環境 Ubuntu 22.04 TidalCycles QjackCtl オーディオインターフェース: M-Audio Audiophile USB オーディオ出力先の変更 デフォルトのスピーカーであれば上記の設定で音が鳴るのだが、オーディオインターフェースなどに出力先を変更するためには別途設定が必要と鳴る。 WindowsやMacであれば公式の記事にあるようにSever.default.options.outDevice_を指定することによってオーディオの出力先を変更可能だが、Linuxにおいては使用できない。 SuperColliderのIssueで知ったが、Linuxにおいてはオーディオハードウェアの選択はJACKによっ... Read More